ニキビの種類

種類に合わせた正しいニキビ治療

種類に合わせて正しいニキビ治療

ニキビには様々な種類があり、患者さまの年齢や肌質、生活習慣などによって症状が異なります。

ニキビの種類によって適切な治療方法も異なるので、間違ったケアを行ってしまうと、症状が悪化してしまう可能性もあります。

ここでは、ニキビの種類ごとの正しい対処法と、美容皮膚科でのニキビ治療について、池袋フェミークリニックが詳しく説明しています。
今あるニキビを改善し、再発を防ぐための方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ニキビの種類1
年齢別の種類

ニキビは大きく「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類に分けられます。
「思春期ニキビ」は、成長ホルモンが多く分泌される10~20代前半までに多く発症します。「大人ニキビ」は、20歳を過ぎてから生活習慣や誤ったスキンケアが原因で発症します。
どちらも原因が異なるため、適切な対処方法も異なります。
ここからは、それぞれの特徴や原因、対策方法についてご説明します。

思春期ニキビ

思春期ニキビ
年齢 20歳前後まで
性別 男女共にできやすい
部位 顔全体(特にTゾーン)
肌状態 全体的に脂っぽい
主な原因 ・皮脂の過剰分泌
・成長期の男性ホルモン

思春期ニキビの対策

思春期ニキビの対策としては、なるべくお肌を清潔に保つ事が重要です。
過度に患部に触ると、症状が悪化したり、ニキビ跡が残ったりする恐れがあります。

ただ、洗顔をしすぎると肌が乾燥し、かえって症状が悪化してしまいます。洗顔は1日2回までを目安に、刺激の少ない洗顔料で優しく洗うことを心がけましょう。
規則的な生活習慣を心がけ、睡眠時間はしっかりとり、スイーツや揚げ物などの脂質・糖質は摂りすぎないようにしましょう。

大人ニキビ

大人ニキビ
年齢 20歳以降
性別 比較的女性に多い
部位 顔:頬・口周り、顎(Uゾーン)
体:首、胸元、背中
肌状態 肌の内側は乾燥しているが、肌の表面は脂っぽい
主な原因 ・乾燥
・ストレス
・生理周期の乱れ
・ターンオーバーの乱れ
・間違ったスキンケア

大人ニキビの対策

大人ニキビ対策は肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整えることが重要です。
お肌を清潔に保ち、正しい食生活や睡眠時間、適度なストレス発散や日々のスキンケアを心がけましょう。

特に、20代後半以降になると肌の水分量が徐々に低下し、お肌がとても乾燥しやすくなります。乾燥肌は過剰な皮脂の分泌を招くので、保湿をしっかり行いましょう。

ニキビの種類2
進行段階別の種類

炎症を起こしていない初期段階のニキビ

白ニキビ

ニキビの種類:白ニキビ

症状

初期段階のニキビで、毛穴に皮脂や老廃物が溜まって、白く見える状態です。
炎症は起きていないため、痛みはほとんどありません。

対策

肌のバリア機能を改善・維持が大切です。洗顔はきめ細かい泡で優しく行い、保水力のある化粧水などで十分に保湿を行いましょう。また、患部に触らず肌を清潔に保つことも重要です。

黒ニキビ

ニキビの種類:黒ニキビ

症状

白ニキビが進行し、皮脂が空気に触れて酸化することで黒くなった状態です。
白ニキビ同様、痛みはほとんどありません。

対策

白ニキビの段階からケアすることで、発症を予防できます。丁寧な洗顔で肌を清潔に保ち、正しい保湿によってターンオーバーを整えましょう。

この段階では、丁寧な洗顔や十分な保湿を意識し、肌を清潔に保つことが大切です。

また、皮脂の分泌を抑制する効果があるビタミンC誘導体配合の化粧品でスキンケアをすることも効果的ですのでおすすめです。フェミークリニック北山総院長監修のドクターズコスメでも取り扱っています。

炎症を起こした重度のニキビ

赤ニキビ

ニキビの種類:赤ニキビ

症状

塞がった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。人によっては強い痛みを感じます。
進行すると周辺の皮膚細胞が破壊されてしまいます。

対策

必要以上に刺激を与えないよう注意が必要です。
過度に触らず、患部周りを清潔に保ってお肌の保湿を心がけましょう。

黄ニキビ(化膿ニキビ)

ニキビの種類:黄ニキビ(化膿ニキビ)

症状

毛穴の中に膿が溜まって腫れている状態です。
炎症がお肌の奥深く真皮層まで達しているニキビの最終段階です。

対策

ニキビをつぶして膿を出そうとすると、悪化の危険性が高くなります。患部には触らないようにしましょう。
ここまで症状が進行すると改善が難しく、炎症が自然と落ち着くまでにはかなりの時間を要します。

この段階まで進行してしまうと、炎症が落ち着いた後もニキビ跡や色素沈着として跡が残ってしまうことも多いため、医療機関での治療をおすすめします。
「症状が悪化している」「早く治したい」「跡になるのを防ぎたい」という方は、お気軽にフェミークリニックにご相談ください。

ニキビを根本から解決したいなら
池袋フェミークリニック

ニキビを根本から解決したいなら池袋フェミークリニック

池袋フェミークリニックは、軽度から重度のニキビまではもちろん、複数種類のニキビが混在している場合にもしっかりと対応いたします。

さらに当院では、ニキビを一時的に治すだけではなく、内側からもニキビにアプローチして、肌質から改善するニキビ治療を目指しております。

ニキビ治療の効果を高めるために、日頃のスキンケア方法や生活習慣のアドバイスも行っております。
ニキビのお悩みを解決したい方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。

池袋院の治療方法

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

適した症状:白ニキビ・黒ニキビ

酸によって肌表面と毛穴内の古い角質や皮脂、汚れなどを除去し、お肌のターンオーバーを整えます。
3種類の薬剤から患者さまの肌質や理想の効果に合わせて酸の種類を使い分け、より効果的に肌質を改善します。

また、光線治療と併用することで、赤ニキビや黄ニキビなどの重度のニキビ治療にも高い効果を発揮します。

光線治療(クロモライト)

光線治療(クロモライト)

適した症状:赤ニキビ

FDA(米国食品医療品局)の認可を受けた医療用レーザーです。
複数の光が集合したパルスライトから出る光エネルギーを患部に集中的に照射することで、高い殺菌効果の活性酸素を発生させニキビの原因であるアクネ菌を殺菌します。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

適した症状:赤ニキビ

アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)から認可を受けている、自宅でできるニキビ治療をお探しの方におすすめの治療薬です。

ニキビの原因である、アクネ菌の抗菌作用や抗炎作用、さらに皮脂の過剰な分泌を抑えます。

フェミークリニック 総院長 北山 英美子

記事監修
総院長 北山 英美子

【経歴】
 平成11年3月 東邦大学医学部卒業
 平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
 平成11年5月 日本形成外科学会 所属
 平成15年5月 日本美容外科学会 所属
 平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
 平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
 平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任
 現在に至る

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call 0120-388-825

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