ニキビの原因

ニキビの原因を知って正しいケアを

ニキビの原因を知って正しいケアを

ニキビは、最も身近なお肌のお悩みの一つといっても過言ではありません。

炎症が深刻なニキビも、同じところに繰り返しできるニキビも、人によって発症する原因は異なります。
無理に潰したり、誤ったケアを行ったりすると症状がさらに悪化しニキビ跡が残ってしまうので、初期段階での適切なケア・治療が重要です。

美容皮膚科 池袋フェミークリニックが、ニキビの原因と対策を詳しくご説明いたします。

ニキビができる仕組みとは?

原因1.「角化」によって毛穴が詰まる

「角化」によって毛穴が詰まる

お肌が生まれ変わるサイクル(=ターンオーバー)が何らかの原因で乱れると、肌表面に角層がとどまり、厚い層となって硬くなる「角化」状態になります。
角層が毛穴を塞ぎ、皮脂や肌の老廃物が詰まることでニキビを発症します。

原因2.皮脂が過剰に分泌される

皮脂が過剰に分泌される

皮脂が過剰に分泌されると排出が追いつかず、毛穴に溜まることでニキビが発症します。
皮脂の過剰分泌は、思春期の成長ホルモン分泌や脂肪・糖分の多い食生活などが主な原因です。
また、女性の場合は生理周期も分泌量に変化を及ぼします。

そんな状態が続くと…
3.アクネ菌が繁殖する

アクネ菌が繁殖する

皮膚表面や毛穴の中には、常にさまざまな細菌(常在菌)がいます。
中でもアクネ菌は、普段は肌を弱酸性に保って肌を守る働きをしますが、毛穴内に皮脂が溜まるとこれを栄養源にして過剰に繁殖し、炎症を起こします。
このような状態がニキビの症状の悪化へとつながります。

ニキビが進行していく段階によって、種類やその対策方法は変化していきます。

ニキビができやすい部位について

ニキビができる場所について

前述した通り、ニキビと皮脂の分泌量には密接な関係があります。そのため、皮脂腺が多く集まる部位は、ニキビが発症しやすくなります。

ニキビはTゾーン(おでこ、鼻周り)・頬・あご・口周りなど、できる部位によって原因が異なり、中には様々な要因が複雑に絡み合っている場合もあります。
美容皮膚科 池袋フェミークリニックでは、部位ごとに症状を見極めて、それぞれの症状に正しい治療をご提案しております。

ニキビが出来る原因と対策を
ご紹介

ニキビの原因を理解し対策を行うことは、今あるニキビの改善だけでなく、再発の予防にもつながります。
そのため、美容皮膚科 池袋フェミークリニックでは施術に加えて、スキンケアや生活習慣改善のアドバイスにも力を入れております。

ここからは、二キビができる原因と改善するために日頃からできる対策についてご紹介いたします。

原因①.毛穴に汚れが溜まる

毛穴に汚れが溜まる

洗顔を怠ったり、洗い残し等などがあると毛穴に汚れがどんどん溜まっていき、やがて酸化して硬くなります。
硬くなった汚れは栓となって、余分な皮脂を外に排出する毛穴の働きを妨げ、その後雑菌が繁殖すると炎症を起こしてニキビになります。

特に女性はメイクによって、毛穴に汚れが溜まりやすかったり、肌への刺激が多いため注意が必要です。

対策:毎日の洗顔で肌を清潔に保つ

毎日のスキンケアで、ニキビを改善し、予防する事ができます。
まずはクレンジングでメイクをしっかりと落とし、洗顔料で余分な皮脂や汚れを丁寧に洗い落としましょう。

【ニキビを防ぐ洗顔のコツ】

  • しっかりと泡立てる
  • こすらずに全体を包むように洗う
  • 髪の生え際まで丁寧にすすぐ
  • 清潔なタオルで、押さえるように水分を拭き取る

原因②. お肌が乾燥する

お肌が乾燥する

「ニキビができやすい=脂性肌(オイリー肌)」というイメージがありますが、実は肌の乾燥もニキビの原因になります。

乾燥した肌はバリア機能が低下するため、紫外線や摩擦など外部の刺激から守ろうと皮脂をいつも以上に分泌するようになります。

乾燥が進んだ肌は古い角質が溜まって毛穴を塞いでしまっている場合が多く、過剰に分泌された皮脂を上手く外に排出できなくなります。
皮脂が蓄積されるとアクネ菌が増殖しやすくなり、ニキビが発症する原因となってしまいます。

対策:お肌を保湿する

ニキビの悪化を恐れて、油分の入った乳液や保湿クリームを使うことが不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、化粧水だけではお肌はすぐに乾燥してしまいます。

お肌のバリア機能を整え、ターンオーバーを正常にキープするためにはしっかりとした保湿が必要です。
乳液やクリームは水分を肌に閉じ込める効果があるため、化粧水と乳液、可能であれば美容液まで塗布することが大切です。

③. 肌への外部からの刺激

肌への外部からの刺激

外部からの刺激もニキビができる原因です。
汗や皮脂が付着した服やシーツなどに長時間触れるとお肌にも雑菌が繁殖し、ニキビができやすい環境が作られてしまいます。

また、紫外線による刺激は、肌のターンオーバーが乱れる原因となります。
紫外線の刺激から守ろうと角質層が厚くなると、毛穴が塞がれて不要な皮脂や汚れが詰まりやすくなってしまいます。

対策:肌に触れるものに注意する

肌に直接触れるもの(シーツ、布団、枕カバー、タオルなど)は、小まめに洗濯することが大切です。清潔な状態の維持は雑菌の繁殖を防ぎ、ニキビの発症を予防します。

また、日焼け対策もニキビを予防・改善する上で重要です。
紫外線を浴びたお肌は、シミやしわなどの様々な肌トラブルも引き起こしますので、日焼け止めは入念に行いましょう。

④.睡眠不足・脂っこい食事などの生活習慣の乱れ

睡眠不足・脂っこい食事などの生活習慣の乱れ

睡眠不足だったり就寝時間が不規則だったりすると、肌の再生機能が低下し、古い角質や不要な皮脂などが排出されないまま毛穴に詰まってしまいます。

また、脂の多い食べ物や甘いものの食べすぎも皮脂の量を増やし、ニキビを発症する原因になります。

対策:充分な睡眠とバランスの良い食事を心がける

肌の再生を促す成長ホルモンは睡眠中に大量に分泌されます。特にお肌のターンオーバーが活発に行われるゴールデンタイムは、22時から午前2時までといわれています。

お仕事が忙しくて難しい方の場合は、最低でも6~7時間の睡眠をとることが大切です。
睡眠に入った直後から3時間前後(エンゼルタイム)に成長ホルモンの分泌がピークに達するため、時間が短くても質の良い睡眠がポイントです。

【質の良い睡眠をとるためには?】

  • 入眠1~2時間程度前に入浴する
  • 入眠1時間前はテレビやスマートフォンの使用を控える
  • 光・音・寒さや暑さなどの物理的な刺激をなくす
  • 入眠前のアルコールは避ける

⑤. ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

大人ニキビは、精神的なストレスが大きく影響しています。
ストレスを受けると、ストレスに対抗するため男性ホルモンの一種であるアンドロゲンが分泌されます。この物質が大量に出ると、皮脂の分泌量も増えてしまいます。

さらに、男性ホルモンには角質を厚くさせる働きもあるため、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビを発症しやすくなります。

対策:適度な運動でストレスを発散する

ストレスを溜め込まないためには、運動や趣味など心身がリラックスする習慣を身に付けることが大切です。
運動は、血行不良を改善して肌の新陳代謝を促す効果も見込めます。

【日常的にできるストレス解消法】

  • 38~40℃のお湯でゆっくり半身浴
  • リラックスできる音楽を聴く
  • アロマを焚く
  • 適度に運動をする
  • 笑う

池袋フェミークリニックで
ニキビの根本改善を

池袋フェミークリニックはニキビの根本的な改善を目指します

ニキビは初期段階であれば自宅でのスキンケアも有効ですが、間違ったケアを続けていると余計に悪化してしまい、改善が難しくなる可能性もあります。
一日も早く治したい方には皮膚科の治療をおすすめいたします。

池袋院では、今あるニキビだけでなく肌質から改善する根本治療を目指しております。

お一人おひとりの症状やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案し、治療後もニキビを再発しにくいお肌へ導きます。
改善効果を最大限にできるよう、クリニック治療の他にも日頃のスキンケア方法や食生活、睡眠時間、ストレスの有無などの生活習慣を定期的に伺い、ニキビの改善をしっかりとサポートいたします。

池袋院の治療方法

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

適した症状:白ニキビ・黒ニキビ

酸によって肌表面と毛穴内の古い角質や皮脂、汚れなどを除去し、お肌のターンオーバーを整えます。
3種類の薬剤から患者さまの肌質や理想の効果に合わせて使い分け、より効果的に肌質を改善します。

また、光線治療と併用することで、赤ニキビや黄ニキビなどの重度のニキビ治療にも高い効果を発揮します。

光線治療(クロモライト)

光線治療(クロモライト)

適した症状:赤ニキビ

FDA(米国食品医療品局)の認可を受けた医療用レーザーです。
複数の光が集合したパルスライトから出る光エネルギーを患部に集中的に照射することで、高い殺菌効果の活性酸素を発生させニキビの原因であるアクネ菌を殺菌します。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

適した症状:赤ニキビ

アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)から認可を受けている、自宅でできるニキビ治療をお探しの方におすすめの治療薬です。

ニキビの原因である、アクネ菌の抗菌作用や抗炎作用、さらに皮脂の過剰な分泌を抑えます。

フェミークリニック 総院長 北山 英美子

記事監修
総院長 北山 英美子

【経歴】
 平成11年3月 東邦大学医学部卒業
 平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
 平成11年5月 日本形成外科学会 所属
 平成15年5月 日本美容外科学会 所属
 平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
 平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
 平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任
 現在に至る

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call 0120-388-825

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